評価されて生きていきたい。

いつもお世話になっております。
文月しのぶです。




「お金の話」をしようか。




お金は、ほどほどあれば
それなりに生きていける。
無いよりはあった方が
安心して生きていける。
沢山あればゴージャスに暮らせる。
だから、楽して儲けられたらいいね。
お金が欲しい。
お金が欲しい。
お金が欲しい。




……そんな話をしたいのではない。




裁判所に三年間通って再認識した。
「人間」は「お金」で評価されると。
良くも悪くも評価は数字だと。

「親父に対する侮辱や、不当労働を、
 裁判所はそんな安価に見積もるのか?」

ずっと戦ってきた中での、一番のキモはここだった。



金が欲しい訳じゃない。認めてほしいのだ。



千葉県富里市の消防署副所長だった父。
生前、夜勤明けでも休日でも休むまもなく
祖母にむりやり叩き起こされて
50品目以上ある家業の農園を手伝わされてきた。
22年間。
過労により親父は50歳という若さで、
祖父より先に他界した。

父の葬儀では、集落のやつらがよってたかって、
「だれがあとを継ぐんだ?」
「てっちゃん会社やめて戻ってこい」
「けいこ(妹)の彼氏でもいいや」
「奥さんはだれが抱いてやるんだ?」
そんな下世話な話ばかり。
ふざけやがって。
親父の死をなんだと思ってやがる。
ここのやつらは揃いも揃ってバカか?




千葉県富里市新橋。

隣接する酒々井アウトレットモール




私の怨みの矛先は、その辺すべて。
農園は廃業した。させた。
やがて迎えた祖父の死。
遺産相続。

当然、親父の寄与分を主張した。
要するに、
「祖父に対する功労者は親父だ。」
「親父のがんばった分を多くもらえて当然だ。」
という主張。

親父を殺したのは祖父母の抱えていた農業。
「その対価として7,000万円払え」と主張した。
それが最後はあんな安価な額におさまるとは、
実に腹立たしい。




親父の死の評価額はそんなもんか。




世の中は、良くも悪くも金であり、
人は金によって評価される。
身近なもので。
年収とか、ボーナスとかは、
目に見える形の評価。

評価されたくなければ
安くとも、
バイトで時給を貰う生活も良いかもしれない。



いやだ。
私は評価されて生きていきたい。
だからサラリーマンが好きで、
会社は変われど11年目。

イカを呼ぶ!ではまだ評価はゼロに近く。
虎穴に入らずんば虎児を得ず、
と思いはじめている。


以上にて宜しくお願い致します。