深夜食堂、最終回

いつもお世話になっております。
ドラマはわりと見るくちの文月しのぶです。





    深夜食堂、最終回





新宿ゴールデン街に深夜0時開店する静かな食堂を舞台に
泣いたり、笑ったりする人々の様子が描かれた
人気マンガのドラマ化。今クールの水曜夜は、
この「癒し系ドラマ」で結構救われました。

あがた氏が出演した回以来、バターライス作りまくってます。
あとはたまごサンドとか、かつ丼とか。
一つ一つの料理が、人と人とを繋ぐツールとして
やさしく描かれているので、なんかホロっとくるのよね。

一回一回が単発で、
ストーリー全体に関わる大きな伏線があるわけでもないので
最終回はいつ、どんな形で表現されるのだろうと
期待していました。
私の様な素人の考えでは、最終回は
「店が潰れそうになるパターン?」「マスター!やめないで!」
を予感しておりましたが、実に顕在。
相変わらず、ラーメンを中心に展開された人情劇。






    「えっ?実は最終回だったの?」な展開

    (以下、ネタバレ)













みんなでカニを食べてて「結構、いけるなぁ」で、
田切さんが旅に出て、
「いらっしゃい」で終わる。

これでいいのか??……と一瞬思ったけど、
……逆にこれもアリ??……というか、これしか無いよね。

このドラマで描きたかったのは、前述の通り、
料理を中心に巡る人間ドラマそのものであり。
それ以上の「大きな結末」だとか、着色は
無駄だと判断されたのではないだろうか。

ぶっちゃけ、終わりのない、終わってほしくない話。






    「深夜食堂」はみんなの心の中で開店してるよ。






……な感じ。いまも最後のシーンの「いらっしゃい」を
頭の中で何度も何度も反芻しているのですが、
なんか、ホロっとくるね。



「ウィークデー後半もがんばっていこう!」と思える
癒し系ドラマの終わりに結構ガックリきている私ですが、
……これ、セカンドシーズンあるよね?きっとあるよね?
終わり、ないもんね。楽しみにしております。

素晴らしいドラマをありがとうございました。
DVDは勿論買います。以上にて宜しくお願い致します。